物件探し
※今回のブログは物件紹介といより、一つの家が朽ち果てた姿を忖度なしで追求したドキュメンタリーちっくな内容になりますので、いつもと趣きがかなり違います。
また、人によっては「不気味」「怖い」と感じる可能性のある写真が多く掲載されますので、不安な方はご遠慮下さい。
そんなわけで、広報のえいちゃんです。ご機嫌麗しゅう。
問題の物件は都島区毛馬町。まぁ、私たちヒトツボのメンバーにとっては勝手知ったる得意エリア。
比較的賃料がリーズナブルな戸建物件が多いイメージが有ります。
とりあえず、動画からご覧頂けましたら幸いです。人間がいる分、静止画より「怖くないのでは」という説も有ります。
本物件は、一応賃料10万円で募集中の『物件』ではあります。借りることが可能です。
住んでもいいし、事業や趣味など何らかの活動の拠点として使用してもOK。
と言いますか、募集条件的には「(ほぼ)何やってもいいよ!」っていう感じなのです。
そんな物件、聞いたこと無いんですが・・・
そんなわけで、「普通の物件じゃないはず!この目で確認するべし!」みたいな話になって、取材に来たわけです。
結論から言いますと、住宅として使用するにはリフォーム費用がトンデモナイコトになるのは必至です。ほぼ全ての居室に雨漏りの形跡があり、防蟻工事も必須でしょう。躯体も心配・・・
「普通の物件」は内装&水回りのリフォームが一般的ですが、こちらは触る箇所が多過ぎですね。
現場を見た感じですと、長期間放置空き家だった痕跡が散見され、またピンポイントで修繕し数年前まで人が住んでいた気配も垣間見られました。
周辺に聞き込み調査をすれば色々情報が得られそうですが、それはまたの機会に譲りましょう。
ちなみに本物件の所有者は不動産屋さんです。「なるほどね~」って思ったあなたは業界人ですね(!)
ところで、まあこういう物件ですから、借りて下さる方には貸主さんより多少の援助はして下さるそう。多少ですが。
あと言うまでもない?ですがもちろんペットもOKです。貸主さん的には「楽器もいいよ!」ってことなんですが・・・ここで音楽やるのはかなりの挑戦かと。一応大昔バンドマンだった私の意見として・・・♪
雨漏りの状況は上階に行くに従って激しさを増します。限界点を越えた土壁がただの「土」になった姿を私は初めて見ました。本当にサラッサラの一見普通の土なんですね。
トイレは1階に1箇所なのに、お風呂は1階&3階にあるんだね。なんていう不思議が全く気にもならないこのお家。
おそらく日本唯一の「(ほぼ)何をやってもいいお家」
この物件に関しては、「借りる気はさらさら無いけど面白そうだから見てみたい!」っていうリクエストにも答えちゃう(^^)/
古家の限界もヒトツボまで。