物件探し
※今回のブログは物件紹介といより、一つの建物が朽ち果てた姿を忖度なしで追求したドキュメンタリーちっくな内容になりますので、いつもと趣きがかなり違います。
また、人によっては「不気味」「怖い」と感じる可能性のある写真が多く掲載されますので、不安な方はご遠慮下さい。
そんなわけで、広報のえいちゃんです。今日も腹ペコです。
一部のコアな層から熱い支持を受ける古家調査シリーズ第2弾をお届けできる運びとなり、感無量にひたっております。ちなみに第1弾はこちら。
探求心溢れるチャレンジャーの来訪を、いつでもお待ちしております。
さて。
外観からして香ばしい「元・ふな定さん」が本日のステージ。早速行ってみましょう!
すでにただならぬ雰囲気を醸し出していますが、室内劣化は1階店舗が最も著しいです。
食品を扱ったり飲食業の店舗は内装設備に影響が大きいので、店舗物件だけど「食品関係・飲食店はNG」の場合も多いです。
こちらはウン十年使用されているため、なかなかこってり劣化してます。
この状態から使用前の元の状態に戻そうと思うとどうでしょう?
数万円では無理ってことはご想像に難くないと思います。
店舗等の事業用物件は、保証金6ヶ月分とか12ヶ月分が契約に必要っていう物件が多いですが、それは店舗が倒産・破産してしまい、原状回復がなされない状態で物件が放置された場合のリスクヘッジです。
テナント側として最も嫌な出費が「保証金(敷金)」。私も支払う立場なら嫌です。
数十万円~数百万円というお金が「寝る」のは事業主として非常に辛い。でも物件を貸して下さるオーナーさんも同じ人間。
多くの経営者と同じく、融資返済しながら賃貸業を営まれる商売人です。不動産取引もお互いの理解と納得が大切なんですよね。
ちなみに、ここまで保証金の話ししといてアレですがこちらは売り物件です(^O^)
お値段4000万円。
駅徒歩3分。
商店街沿い。
土地は18坪に鉄骨造4階建。
築50年近いですが、内装のボロさは置いといて建物はまだまだ使用できます。1階で事業を営み、2~3階で暮らし、休日は屋上でのんびり。
そんな暮らしが4000万円で買えるならアリじゃないですか?もちろん融資も受けられます。
場所は、私えいちゃんが19歳の青年の頃に暮らしていました九条。
大阪市西区の西の端。いわゆるキラキラした西区ではなく、個人商店や町工場も多い下町情緒を残す街並みです。
25年前のあの頃と比べマンション増えたな~とは思いますが、雰囲気はそこまで変わってなくて、なんだかタイムスリップしたような物件取材の日でした。
※お問合せ頂きました時点で成約済みの際は、ご容赦下さい。スタッフ全員でもっと良い物件を必ず見つけてきます。