物件探し
こんにちは~!広報のえいちゃんです。
賃貸物件の初期費用としてよく出てくる敷金・礼金。もともとの起源は、住宅を貸し出す保証金としての敷金、またその謝礼としての礼金が慣習化したものです。
何しろ戦後の復興期において人口はどんどん増えるけれど、現在のような建築技術はもちろんありません。また誰もが土地建物を所有できる時代でもありませんでしたから、不動産所有者が一般の人々に住宅や土地を「貸してあげる」という点で立場の優劣が明白でした。
特に人口経済が集中する都市部では顕著。いわゆる「大家さん」という言葉はこうして生まれたわけです。
翻って令和4年・2022年の現代はいかがでしょう?人口は緩やかに減少を始め、経済成長は事実上ほぼゼロ。統計によってはむしろマイナス。
また少子高齢化や空き家問題など、戦後復興期とはまるで別の世界の別の国かのような状態が30年ほど続いています。
かつての「大家さん」の業界でも競争が激化し、また淘汰される者も多くいます。家主業が賃貸業というビジネスと化して久しいですが、その恩恵は私たち一般市民が享受します。
何故なら人口は減っても土地・不動産は絶対に減りませんから。
過去一長い前置きからの本題に入ります(!)つまり、本物件のような賃貸住宅が安価に契約できるようになった背景はこうでしたって話しをしたかったんです(^O^)
すなわち敷礼ゼロゼロはこうして生まれました。
しかしながら、じゃあ契約書にハンコさえ押せば即鍵もらえるかと言えば、そういうワケではありませんよ。
○賃貸保証料・・・将来、何らかの理由で家賃の支払いが厳しくなった時のための保証契約料
○火災保険料・・・家財保険+借家人賠償保険がセットになっている保険
○仲介手数料・・・不動産会社の手数料
この3つは初期費用として必ずかかります。合計すると家賃の1.5~2ヶ月分くらいになることが多いです。
本物件はご覧の通りなかなかにレトリー。何しろ昭和38年(1963年)築のテラスハウス。
この約60年間、のべ何人の人の暮らしを守って来たかを考えるとロマンを感じます。
そう考えれば少々のボロさ・古さなんて気にならない。それが古家の愉しみ方。
かつては2~3人以上が普通に暮らしてたお家に1人でゆっくり住めるのも時代の恩恵と言えますね。
※お問合せ頂きました時点で成約済みの際は、ご容赦下さい。スタッフ全員でもっと良い物件を必ず見つけてきます。