物件探し
昨日聞いた話しを翌日には人に話せるという特技を持ってる社長のえいちゃん(46)です。
朝夕めっきり涼しくなりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
昨日は不動産の先輩から業界の歴史を教わって来ましたので早速皆さんと共有しましょう(^^)/
かつて。。。いわゆる超大手や財閥系と言われる企業は不動産『開発』が主な業務で、つまり野山を造成してニュータウンを作ったり、都市部では共同住宅=マンションを建設したり。
そう、自動車業界で言えばトヨタや日産のようなポジションで不動産に関わっておりました。
やがて人口は頭打ちになり、開発できる場所もあらかた手を付けてしまったので、次は不動産仲介(主に売買仲介)を始めます。
そうですね、大阪トヨタとか日産大阪販売のようなディーラーを始めたわけ。
つまり街の不動産屋さんのテリトリーに進出、中小零細企業とのバトルロワイアルが勃発します。
「コリャたまらん!」一般人相手の不動産仲介で三○・住○なんてネームバリューで来られたら町の○△不動産では太刀打ちできません。。
そこで中小零細事業者は次の一手に出ます。
すなわち、長年使用して古びてしまった一戸建てやマンション一室を買い取り、リフォームして商品化。再び市場で販売するという「買取再販事業」に力を入れることに!
。。。でもまあご想像通り、大企業もそれやりますよね。つか莫大な資金力を有する大企業のほうが断然有利じゃンって話し。
そうですね、今大変話題(つぅか大問題)のビッ○モーターみたいな商売を始めたってワケ。
社会問題と叫ばれて久しい「空き家」は、町の不動産屋にとって最後のユートピアと言われてるとか。
国も平成30年、宅建業法に空き家等の流通円滑化に向けた宅建業者が受領できる報酬額の特例を施行するなど、空き家問題の解決に本気であります。
国が本気ということは、超大手企業が空き家市場に参入して来るのも時間の問題。○△不動産はまた新しい業態の開発を余儀なくされる、という繰り返し(エンドレス
でも空き家を家庭の事情や相続等により所有することになった人にとって、処分するにしろ活用するにしろ選択肢が増えるのは喜ばしいこと。
そして根本、ビジネスのスタートは何らかの「問題解決」に他なりません。
空き家の所有が負担・不安・不要など割とマイナスなイメージの昨今ですが、町の○△不動産の端くれ、私たち株式会社ヒトツボも日々たくさんの空き家と向き合ってます。