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【番外編】木材と材木の違いが分かりますか?

2023年7月7日の朝、私は高知竜馬空港に降り立ちました。

いつものように実家に帰省するため・・・ではなく、今回は高知県木材協会様の研修に参加するためです。(まあ結局帰省はしましたが)

申し遅れましたが、社長のえいちゃん(もうすぐ46)です。異常に()を多用する癖がありますがご容赦ください(!)

ちなみに大阪国際空港(伊丹空港)→高知空港へはプロペラ機でのフライトになります。

えっっコレって飛べるんすか?

なんて思ったヤワなあなた。ものすごく狭いし、ものすごく揺れるし、ものすごくうるさいけど安全性はジェット機と何ら遜色ありませんよ。

そして県内の移動はレンタカーのプリウス(50型)。僕は今回のメンバーの中で一番年下だし土地勘もあるので、当然志願しハンドルを握りました。

「全然ガソリン減らねぇ」

やっぱりハイブリッドは最強。地味に欲しくなったけど150kmほど運転したら軽く腰痛になりました。僕の体には合わないみたい(?)

そうそう、今回一緒に研修に参加した仲間たちはこんな感じです。

左から・・・

株式会社フロムフォーティーフォーの冨沢社長

Jクオリアの松下オーナー

ナスコ株式会社の中尾社長

株式会社中山工務店の中山社長

ヒトツボ社長のえいちゃん(もうすぐ46)

株式会社荻田建築事務所の荻田社長

長田会計事務所の長田所長

さて、そんな一行が向かった一件目の訪問先は「いの町」のモリシカ様。

僕が学生の頃は「伊野町」だったな・・・なんて思いに馳りながら到着。

50年以上、土佐和紙壁紙を製造販売されているメーカー様です。

土佐和紙独自の風合い・手触り・色味はどこか優しく懐かしい。また一般的なビニールクロスと違って吸湿・調湿機能を備えており、心地よい室内空間を作ってくれます。

井上社長は「木なら何でも紙にできるよ」と仰られてましたが、なんと綿の手拭も和紙に再生されてました。スゴスギ

続いて同じく いの町波川 の有限会社サンウッドハマダ様へ。

こちらはフローリング材の加工場。板目・柾目(まさめ)の違いを始めて知った(もうすぐ46)。木はとにかく奥深い。

全然関係有りませんが、高校生の時に仲が良かったD君は波川の人だったなぁ。D君このブログワンチャン発見したり・・・しないよね(^-^)

続いてはCLT(Cross Laminated Timber)建築見学のため有限会社Ueta LABO様へ。

CLTの何たるかは「直交集成板」でググって欲しいんですが、この建物ヤバいっすよね。

こんな社屋を建てられるなんて、文字通り「夢を形にする」って感じじゃないですか・・・?

実験的でチャレンジングな社屋のこちらは、実は自然由来の微生物を研究し堆肥や消臭・除菌剤などを開発・製造される化学系のメーカー様。

高知にもすごい会社めっちゃあるやん・・・って故郷を改めて見つめ直すきっかけも頂きました。

お次は『雲の上の町』と言われる高知県高岡郡梼原(ゆすはら)町。

町の91%が森林である林業の町で、見渡す限りの山々・木々に囲まれ、控えめに言って感動しました。

梼原町は私の実家である高知市春野町から約70km。太平洋に面する海側の町から文字通り『雲の上の町』まではその大半が山道であり、また標高も上がるため距離以上の遠さを感じます。

高知で19年間暮らした私、実は当地は初めての訪問でありました。

梼原町は1950年代に人口1万人を超えましたが、それから60余年をかけて減少を続け、直近では約3100人ほど。地方税収3億円程度の過疎化が進む田舎町。

でも木と森に囲まれた魅力溢れる町です。かの木造建築の大家、隈研吾氏も梼原町の虜になり町役場・図書館・ホテル等の建築に携わることとなりました。

この『魅力』は言葉や文章では説明できません。ぜひ一度訪れて頂きたい日本の秘境なんです。

四万十川の支流である梼原川や雲の上のホテルを見学し初日の研修は終了。

皆さんは故郷に誇りを持ってますか?感謝と尊敬がありますか?

日本が好きですか?

私は(もうすぐ46)にしてますます故郷の四国高知県や、日本の国に対する誇りが増してます。今回の研修で改めてその思いを強くいたしました。

※もしかすると続編を書くかも知れませんが未定ではあります(!)

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