雨漏り・老朽化…もう住めない空き家が、常連さんに愛される居酒屋になった話
社長、前回『古い空き家でも事業用として貸す方法がある』って教えてくれましたよね?
うん。築年数が古くても、条件によっては需要があるからね。リフォーム費用を抑えられることも多いし。
良いことばかりですけど、『本当にそんなことできるの?』って思う人もいると思うので……今日は具体例を教えてほしいんです!
なら、ちょうどいい事例があるよ。住居として貸すには1000万円近いリフォームが必要なくらいの空き家でね。
そんな状態から貸せたんですか?
貸せたどころか、今では常連さんで賑わう居酒屋になってるよ。
居酒屋に!?
それに今回は、困っていた大家さんと、夢を叶えたかった借主さん。両方が笑顔になれた成約だったんだよ。
めちゃくちゃ良い結果じゃないですか……教えて社長!
……というわけでみなさんこんにちは!
不動産はまだまだ勉強中、ヒトツボのライターひとみです。
今日も初心者ならではの疑問や悩みを、
社長に遠慮なくぶつけて解決してもらいましょう!(笑)
さて、前回は「事業用賃貸」についてご紹介しましたが……
今回は実践編として、成約事例をご紹介!
住居用には難しかった一軒家が、
常連さんで賑わうあたたかな隠れ家風居酒屋に!?
「人とのつながり」を大切にするヒトツボだからこその成約事例、
ぜひ最後までご覧くださいね!
前回の記事はこちら↓
「もう住めない」と思われていた空き家
まず、その空き家について聞かせてください!
民家に挟まれた、小さめの一軒家だよ。大阪市内にあって立地は良いんだけど……建物の状態がかなり厳しくてね。
・1階は倉庫として使用
・2階は雨漏り・穴空きなどがあり居住が困難
・建物全体の老朽化も進行
居住用に貸すなら、最初に言った通り1000万円規模のリフォーム費用が必要になるような状態だったんだ。
そ、それは厳しい……。
所有者さんもそこまで費用をかけるつもりはなくて、まさに『どう活用すべきか分からない』状態でのご相談だった。
一方で、夢を叶えたい人がいた
同じ頃、大阪市内で居酒屋を営んでいる知り合いの方から別の相談を受けてね。
居酒屋ですか?
大繁盛の人気店だよ。でも、店主さんには別の夢があったんだ。
別の?もっとお店を大きくしたい!とか?
もっと小さなお店にして、常連さんがゆっくり過ごせる隠れ家みたいなお店を作りたいという夢だよ。
逆だった(笑)……でも大繁盛なら、そのまま続けた方が売上はあがるんじゃ?
もちろん売上も大切だよ。でも、この人にとっては『自分が本当に作りたいお店』を実現する方が大切だった。そのために相談に来てくれたんだ。
お店をあえて小さくするなんて、私ならなかなか決断できないだろうな……それだけ本気の夢だったんですね。
だから僕も力になりたいと思ったんだ。そして話を聞いた瞬間に、『あの空き家なら、この人の夢を叶えられるかもしれない』って思った。
さっきの空き家のことですね!
そう。民家を居酒屋にするなら、もともとリフォームは前提になる。だから、老朽化や雨漏りも、住居用ほど大きなハードルにはならなかったんだ。それよりも……。
・小ぢんまりとした、ちょうどいい規模感
・今までの常連さんも通いやすい立地
・自由に改装できること
これらの魅力の方がずっと大きかった。
所有者さん本人にとっては悩みの種だった空き家も、
理想のお店を作りたい人から見るとぴったりの物件だったんだよ。
なるほど……同じ物件でも、価値の見え方がこんなに変わるんだなあ。
それに、リフォームを借主さんが行えば、大家さんは大きな費用をかけずに済む。
将来物件が戻ってきたときには、今よりきれいになっている可能性もあるんだよ。
借主さんだけじゃなく、大家さんにとっても助かりますよね。
今ではリフォームも終わって、常連さんが集まる素敵な居酒屋として営業されているよ。
大家さんは空き家の悩みが解決して、借主さんは夢のお店を実現できた。
本当にどちらも笑顔になれた事例なんだなあ……!
空き家解決にいちばん大切なこと
今回は、SUUMOやアットホームなどの募集サイトを介した成約ではなくて、社長がそれぞれ相談を受けていた方同士がつながった形だったんですね。
もちろん、サイトからの成約事例もたくさんあるよ。
ただ、どの空き家問題でもなにより大切なのは、
その物件を必要としている人を見極めることなんだ。
今回も、住む人にとっては難しくても、事業を始めたい人にはぴったりだったわけですもんね。
そう。悩んでいると、悪いところばかり見えてしまうものだけど……どんな物件にも、必ず良いところはあるものだからね。
でもそれも、実際に起業したい人達の目線にならないと見えてこないんじゃ?
私だったら、『事業用として物件のどこが重視されるのか』とか考えてもピンとこないし……。
そうだね。僕は普段から起業や独立を考えている人の相談に乗ったり、お手伝いしたりしているから、『この空き家なら、この人に合うかもしれない』って発想が出てきやすいんだと思う。
そういった経験があるからこそ、今回みたいな出会いが生まれたわけですね!
今回のまとめ
今回ご紹介した空き家は、
雨漏りがあり、老朽化も進み、
住居として貸すのは難しい物件でした。
それでも、この物件を必要としている人と出会えたことで、
今では常連さんに愛される居酒屋として、新しい役目を果たしています。
もちろん、すべての空き家が今回と全く同じケースに当てはまるわけではありません。
ですが、どんな物件にも、「必要としている人」はどこかにいるものです。
大切なのは、 「うちの空き家にはもう価値がない」と諦めることではなく、
「ここを新たに活かせる人は誰だろう?」という視点で考えること。
所有者さんの手元で役目を終えたと思っていた空き家も、
必要とする人に受け継がれることで新しい役割を持ち、 また誰かの夢を支える場所になります。
受け継がれていくからこそ、不動産はまた新たな役目を持つことができる。
改めてそう感じさせてくれる成約でした。
ヒトツボでは、建物の状態や立地だけではなく、
「この物件を必要としている人は誰なのか」まで考えながらご提案しています。
あなたの空き家にも、まだ出会っていない「必要としている人」がいるかもしれません。
「うちの空き家は、さすがに難しいかも……。」
そう不安に感じている方こそ、どうぞお気軽にご相談くださいね。
\無料相談受付中!/
